ストレス社会といわれるようになって久しい現代。特に近年は職場におけるメンタルヘルスケアが重視されてきています。厚生労働省は労働安全衛生法及び労働安全衛生規則に基づいて、職場環境を考慮し、メンタルヘルスの保持増進を目指した指針やマニュアルを出すなどして対策を講じていますが、年々、何らかの形で心身に不調をきたす人が増えてきています。一年間での自殺者の数が交通事故による死者の数の4倍にもなるという驚くべき調査結果も出ています。つまり、現代はメンタルヘルスのケアが非常に重要な時代であり、言い換えれば心の病が誰にとっても身近なものになってしまっているともいえます。
不眠や動悸、パニックなど、本人が自覚できるケースもあれば、初めは風邪が長引いているのかと思うほど身体の症状から出て、長い間メンタルな問題に気付かないうちに症状が進んでしまう場合もあります。また、だんだん病状が悪化するのではなく、何の予兆もなく突然、死を選んでしまうようなケースもあるといいます。
過重労働、人間関係、将来に対する不安・・・など原因は様々ですが、どんな職場にでも多かれ少なかれストレスは生まれますし、しかも職場という一つの狭い社会の中では逃げ場もなく、避けることができない現状があります。誰がいつ「心の病」になってもおかしくない時代。だからこそ、誰かが病気になってから対応に追われるのではなく、予防するという意識で、常日頃から職場でのメンタルヘルスケアを充実させておくことが大切なのです。
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2008年05月28日
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